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うちの子、ぽっちゃりなんです。。
ぽっちゃりしているワンちゃんやネコちゃんは、見ていてほんわか気持ちが和みますよね。しかし、かわいいとばかりは言ってられません。肥満は万病の元!気づかないうちに病気の間の手が忍び寄っているかもしれません。
もうすでにぽっちゃりなペットさん、まだそうでないペットさんの飼い主さんも必見!肥満による危険な兆候を見逃さないようにポイントをお教えいたします。
まずはご自分のペットが肥満かどうかチェックしてみましょう。
これらにあてはまったら肥満の可能性があります
お腹がぽっこりしているのにあばらの骨がさわれるときは肥満ではなく腹水などの場合がありますので早めに診察を受けましょう。
朝規定量を容器に入れて与え
翌朝残った水の量を測定してみましょう
ペットさんが一日に飲む水の量を確認しましょう。
フードの内容や気温室温にもよりますが
・ワンちゃんで1日当たり90ml×体重㎏以上
・ネコちゃんで1日当たり45ml×体重㎏以上
上記の量を飲んでいる場合、飲水異常となります。
たくさん水を飲んだ分だけ、おしっこも増えることになります。
ぽっちゃりしていてたくさんお水を飲むときは、糖尿病や肝臓の疾患、副腎皮質機能亢進症などの疑いがあります。
体重増加によって関節炎などを起こしているかもしれません。体を支える四肢にかかる負担はそうとうなものになります。足腰が痛くなると動きたがらずに寝ていることが多くなります。さらに動かないことでカロリーが消費されず肥満につながります。
肥満解消にと過度の運動をさせてしまうと足腰に負担がかかり痛めてしまうことにもつながるため、まずは与えているフードやおやつを見直しましょう。
吐いたり元気がないなどの症状が出ているなら危険な兆候です。肝臓の機能の低下など起こしているかもしれません。すぐに診察を受けましょう。
ぽっちゃりしているペットさんは高脂血症、糖尿病、肝障害、副腎皮質機能亢進症、関節疾患などなど様々な病気のリスクが高い状態にあります。すぐには症状としてみられないので健康チェックの1つとして健康診断してみるとよいでしょう。
減量もペットさんに負担のない方法を提案いたします。
肥満による危険な兆候を見逃さず、少しでも当てはまることがあるようでしたら早めに受診してください。