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うちの猫の顔や耳にぶつぶつが出来てかゆそうです…
いつのまにかできてしまったぶつぶつ。かゆがって掻き壊して出血したり、脱毛してしまったりとさらにひどくなることも。早く何とかしてあげたい!
考えられる原因と解決策についてお話します。
そのぶつぶつは、いつ、何が原因でできてしまったのかまずは考えてみましょう。
以上のことが1つでも当てはまるようなら、次のことをためしてみましょう。
外に出ているネコちゃんは、ノミやマダニ、蚊などにさらされています。それらの吸血によりできた皮膚炎かもしれません。暖かくなってくるとこれらの寄生虫などが活発になります。
また、白色や白が多い被毛の猫ちゃんの皮膚は特に紫外線に弱く、顔面や耳の外側に炎症がでやすくなります。
まずは外に出さないようにすることで、これらの暴露を最小限にしましょう。
ノミやマダニのほかにシラミ、ミミダニ、ツメダニなどの外部寄生虫がいます。目に見える大きさのものから顕微鏡でないと確認できない大きさのものまでいるので、体表に確認できなくても、駆虫薬をつけてあげましょう。
市販のノミ・マダニ駆虫薬では忌避効果や駆虫効果が弱く、せっかく購入してつけたのに、すぐに寄生されてしまったということも少なくありません。獣医師処方の駆虫薬は成分も効能も市販薬とは異なります。しっかり駆虫してあげることが大事です。
皮膚の異常が出る前に、フードやおやつの変更がありませんでしたか?普段どのようなものを与えていますか?もしかすると食べたものが原因でかゆいブツブツが出来てしまったかもしれません。
もしも食物の変更があってからの皮膚炎であれば、食物を以前と同じものに戻すか低アレルゲンに作られた食物に変更することをおすすめします。
食器は金属製ではありませんか?また首輪など装着させているものでかゆがっていませんか?
金属製のものや装着させるものの素材が原因になることもあります。一度首輪などを外し、食器の見直しをしてみてください。陶器の食器はかゆみの原因になりにくいですよ。
アレルギー性皮膚炎のゴクウ君
だいぶ良くなりました(^^♪
以上のお悩みに往診でズバッと解決!
様々な原因があるので、すぐには治らないことも多い皮膚炎。人用の薬を塗ったりするとさらにひどくなることもありますので、安易に薬など塗らずにご相談ください。
当院では、外部寄生虫予防および駆虫薬の処方、アレルギー検査を踏まえた上で皮膚炎治療を行います。